外の号外 vol.4  劇場「アンダースロー」と、それを運営する劇団「地点」

SMASHWEST.COMをご覧の皆様こんにちは。

外の号外、今回は空間現代古谷野が担当します。

 

外は今空間現代による連続コラボレーション企画が進行中ですが、3月の上旬まではお休みです。その間にバンドは外からほど近い場所「アンダースロー」にて別の上演に参加しています。

今回の号外は、少し趣向を変え、外が影響を受けた先輩とも言えるその劇場「アンダースロー」と、それを運営する劇団「地点」について少し書いてみようと思います。

 

アンダースローは外から白川通を北上して徒歩約10分。この場所は劇団地点が持つアトリエ兼劇場。つまり稽古をして、そのままそこで本番ができる場所になっています。

地点には演出家・制作・俳優がおり、上演ごとに出演者を集めるのではなく固定したチームとして、既存の戯曲を解釈/再構成するような形で上演を行っています。作品の頭から最後まで物語をなぞるのではなく、戯曲に書かれた言葉の核を抽出し、それを俳優・美術・照明・音響を通じて舞台上に乗せるという、特異とも言えるスタイルを持った劇団です。

地点

http://chiten.org/about

東京在住時代、ライブハウスに出ては多くのバンドを見ることに疲れ始めていた自分は何か新しい刺激を求めて演劇を見るようになり、地点の演劇を観てそのスタイルに衝撃を受けたのを覚えています。演劇だから話や役は理解できるものだろう思って見始めたのに、それが全く分からず(笑)それでも独特の発声や反復によって、物語上は何でもない台詞でも意味が耳へ直接刺さり舞台へ引きずり込まれるような感覚でした。

 

それから数年後、京都でのライブへ空間現代が地点を招待し、話をする機会が生まれ、先述のアトリエ「アンダースロー」で一緒に作品を作ることになりました。それが2013年。稽古に参加して、場所を持ちそこで作品作りと発表ができることの素晴らしさを実感しました。メンバー一同大いに触発され、アンダースローから得たものを自分たちで解釈してやれないかと思い京都へ移住し作ったのが外です。

 

劇場からライブハウスへ、ライブハウスから劇場へ、ジャンルの垣根を越えるという言葉はもう陳腐かもしれませんが、この記事や外でやっていることが、見たことのないものを見るきっかけになればと思っています。

是非一度、未見でしたら地点の劇場アンダースローへ足を運んで見てください!

 

‪2月26日~3月11日‪は地点と空間現代による新作

『正面に気をつけろ』が上演されます。

 

http://chiten.org/next/archives/51

 

GWには外とアンダースローをはしご出来るような企画も考えています。お楽しみに!

 

空間現代/外 古谷野