外の号外 vol.10
今回は野口が担当致します。
皆さま、あけましておめでとうございます。2019年も空間現代及び「外」を宜しくお願い致します。
昨年末は、先月号でもお知らせした地点×空間現代による演劇作品『グッド・バイ』にかかりきりで「外」はあまり開けられませんでしたが、1月からは様々なイベントの開催が決定しています。今回はその中でも特におすすめのものをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
が、その前に『グッド・バイ』についてのご報告を。お陰様で連日満員の大好評を頂くことができました。ご来場頂いた皆様、どうもありがとうございました。
空間現代は普段のライブではなかなか演奏しないような軽妙な音楽を、最初から最後まで演奏しっ放しの75分。俳優がリズムに乗りながら、時には制限をかけられながら、太宰治の言葉を叫んでいく、独特の演劇空間が立ち上がっていました。音楽担当として関わらせてもらったこと、本当に嬉しかったです。
ちなみに、地点のアトリエ兼劇場「アンダースロー」では新年早々レパートリー作品『ワーニャ伯父さん』(チェーホフ原作、地点節炸裂の傑作です)が上演されるそうですので、こちらも是非。我々は関わっていませんが、大 オススメです。
公演詳細▷http://chiten.org/underthrow/archives/40
◼︎ピックアップイベント
さて、1月の「外」は主宰である空間現代はもちろん、各方面の素晴らしいアーティストの方々をお迎えして、刺激的なラインナップでお送りします。2019年は空間現代も外も例年以上に、新しい試みに果敢に取り組んでいきたいと思ってますので、どうぞご期待下さい!
1月13日(日)
行松陽介
空間現代
開場 18:00 開演 18:30
予約 2,500円 当日 3,000円
*学生証提示で予約・当日ともに2,000円
http://soto-kyoto.jp/event/190113/
「外」新年一発目の企画はDJ行松陽介と空間現代による2マンです。
主宰である空間現代は、パリのレーベルideologic organよりリリース予定のニューアルバムの録音・編集が終わったばかり(リリース情報はまだお知らせできませんが、乞うご期待!)ということもあり、新鮮な気持ちでライブに挑みます。アルバム収録曲を先取りで体験しにいらして下さい!
行松さんのDJプレイは、もう説明不要かもしれませんが、本当に素晴らしく、先日行われた京都の新しいフェスティバル「MAZEUM」でも、フロア全体を沸かしていました。
彼のプレイは是非クラブカルチャーに触れたことのない人にも体験してもらいたいです。
深夜営業をせず、バーカンとエリアが区切られている「外」という場所だからこそストレートに味わえる、DJの面白さと凄さを是非!
本当に多くの人に体験してもらいたいと思っています。お気軽にいらして下さいませ。
1月19日(土)
藤田陽介 ソロ公演
「 Ω オーム 」
開場 19:00 開演 19:30
予約 2,500円 当日 3,000円
*学生証提示で予約・当日ともに2,000円
http://soto-kyoto.jp/event/190119/
藤田陽介さんについては、昨年、空間現代も吉増剛造さんとのライブパフォーマンスで参加させてもらった札幌国際芸術祭2017にて、初めて作品を観ることができました。とても刺激的なもの(体験)だったので、他の作品も是非観たいとおもっていたところ、幸運にも「外」に興味を持って頂き、実現することになりました。今回、「外」という空間において、どのような時間が立ち上がるのか、とても楽しみにしています。
1月25日(金)
グルパリ『GLASS, METAL, PLASTICS』発売記念公演 in 京都
《万国共通》
グルパリ
病気マサノリ
HYPER GAL
開場 19:00 開演 19:30
予約 2,500円 当日 3,000円
*学生証提示で予約・当日ともに2,000円
http://soto-kyoto.jp/event/190125/
空間現代もお世話になっている東京のレーベルHEADZよりリリースが決まったシンガーソングライター グルパリさんは、飴屋法水さんの演劇作品『コルバトントリ、』で初めて演奏姿を見ました。独特の声質はもちろん、歌に込められた本気さ、というか、嘘がない歌声に感動しました。新譜、とてもよいです。
病気マサノリさん、HYPER GALを迎えてのリリース記念イベント京都編、どうぞ宜しくお願い致します!
◼︎その他のイベントスケジュール
1月20日(日)
Patrick Higgins (Zs)
山本精一
空間現代
1月26日(土)
Ramza
空間現代
1月27日(日)
BLEED BOI
荒井優作
DJ 威力
odd eyes
▷ 詳細・ご予約は、外ウェブサイトhttp://soto-kyoto.jp/ をご覧ください。