【神鳥孝昭のディグごろディグられごろ】第4回

新年明けましておめでとうございます!!

 

レコード屋や音楽活動を通じて広島や周りの面白い人を【ディグ(掘る)】って紹介する第4回は広島の音楽を支える上で、もはや最重要人となった(なんか笑えますが、、)広島クラブ・クアトロのブッキング・マネージャー有馬を紹介したいと思います(って書いてるだけで笑いが、、)。

 

ブッキング・マネージャーとはライブハウスのスケジュール管理、ライブ企画、クライアントとの交渉等、音楽にまつわる仕事でも非常に高いスキルを要する役職です。

 

有馬は音楽を仕事にしている人には割と知られた存在かもしれませんが、一般的な知名度は皆無だと思われます。

 

僕と有馬との出会いは遡る事、約20年前で僕はCDショップ店員、有馬は地元の某イベント会社に勤務してましたが、いつ出逢って何がきっかけで喋る様になったか全く想い出せないんですよね、、、。ただ当時同じ様な音楽の趣味嗜好で同じ様なノリと言うかスタンスの友人が何人か居て、その中の一人だったと思います。

 

それで良くライブハウスで一緒になったりする中で仲良くなっていった様な気が、、、僕の記憶だと最初は有馬は金髪だった様な気もするのですが、本人は金髪時代は無いと言っているので、誰かと記憶がすり替わっているのかもしれません(笑)。だけど最初から気は合ったと思うんですよね(初期の記憶薄いな~笑)。

 

そんな有馬ですが、某イベンター時代に大・中・小併せ何度も下手を打ってます。

 

下手打ってた頃に大変お世話になった上司の方と

 

笑っちゃいけないですが、ここで言う下手とは「音楽の世界で有馬見なくなったな~」みたいな事が囁かれるレベルでして、最終的に同イベント会社を何度もクビになった有馬を次に見かけたのは広島クラブ・クアトロのバーカウンターのアルバイトでビールついでる姿でした(笑)。

 

本当、書いてるだけで当時の爆笑が蘇ってきますが、一般の方は危険すぎて絶対に真似しちゃいけないレベルです(って書きながらも笑いが止まらない)。

 

そんな有馬とのメモリーですが僕が最後のサラリーマン時代に約1年半ほど九州に行った時の記憶はあまり無いのですが、広島に戻ってお店を作った頃には、ほどなくして広島クラブ・クアトロのブッキング・マネージャーに昇格します。ここでの不死鳥伝説が最も大事な気がしますが、この2年間の働きっぷりをあまり僕は知りません(笑)。

 

そんな僕ですが当時は色々な出来事が重なったり、レコード屋が軌道に乗ってもないのにイベントをやるのはどうかな~という葛藤もありで、あまりクアトロとのお付き合いは無かったのですが、あるタイミングで有馬ブッキング・マネージャーに声を掛けてもらったのがきっかけでクアトロとの活動を再開する事になります。

 

クアトロでイベントを始めた頃の有馬と星屑になった僕

 

それからは、、、本当に色んな面でお世話になりっぱなしですね!!

色んな想い出が走馬灯の様に蘇ってきます、、、(この辺の記憶だけはばっちり憶えてます笑)。

 

と付き合いの長さの割には書くと意外と短いな~と言う印象はありますが(笑)、有馬の真骨頂はこれからです。

 

僕が思う有馬最大の魅力は受け手としての「優しさ」なんじゃないかと思います。いや、優しさ故に駄目なだらしない所も沢山あるんですけどね(笑)。

あと何度倒れても不死鳥の様に蘇る不屈の精神(鈍感力とも人は呼ぶ笑)。

 

僕もこれまで沢山のライブを企画させて頂きましたが、広島クラブ・クアトロは東名阪のクアトロと少し違って地元ブッキングのライブが多いです。

そんな地元のアーティストや関係者との繋がりが凄いんですよね。

 

お世辞でもなく本当に有馬しか築けないであろう関係性を色んな方々と築いていて、僕もその一部に過ぎません。

この信頼関係は有馬にとって一生物の財産だと思ってます。

 

大手事務所、大物アーティストとの関係性を築くのと同じ位、もしくはそれ以上??と思う事さえあります。

 

つまり地元民から愛されまくってるブッキング・マネージャーなんですね。

有馬の悪口を言う人にも一人も出逢った事ないです。(仕切りの悪さでの愚痴は良く聞きます笑 でもそんな悪くないですよ笑)

 

なんか書いてると実は凄い人なのでは、、??と思ってきましたが、数年前から思ってました(笑)。

 

そんなこんなで今やすっかり広島の守護神となった有馬ですが、僕が信頼しているある社長から「神鳥君、有馬君という友達を大事にした方が良いよ。」と言うお言葉が頭から離れられません。

 

そうだ!

僕が広島で色々と活動出来ているのは、有馬と言う大切な友人がいるからじゃないか!!

 

昨年のFUJI ROCKに一緒に行ったRIKI HIDAKAと平成最後のビッグ・ニュースでぶっ倒れた僕と

 

 

STEREO RECORDS

神鳥孝昭