今年の9月に初めて台湾に行きました。

今年の9月に初めて台湾に行きました。台北です。

そっからわずか3ヶ月で再び台湾の地を踏むことになるとは、、、。

遡るとこの夏かな

STUDIO VOICEという雑誌から、アジアの音楽カルチャーの知ってることを教えてくれとオファー。

実際には中国とタイと香港にしか行ったことがないので、現場の感じはその2国のみ伝える事が可能で、他はFLAKEとして周辺から入ってくるアジアの情報でいいとのことで、紹介させてもらったのが台湾のWHITE WABBIT RECORDS。かなり前からその存在は知っており、同じラインの世界のインディバンドを扱う店として認識していたので紹介させていただきました。

時を同じくして、偶然にもそのWHITE WABBITからメールが来ました。

彼等が定期的に発行している雑誌でFLAKEのことを紹介したいと。

担当してくれた奴は実際に過去にFLAKEに来たことがあるらしくて、褒めてくれた。そしてメールインタビューを行うことに。

その時点で、当店の12周年の企画としてノルウェーのYoung Dreamsというバンドの台湾公演を企画していた。

様々な台湾の縁がギュッとした瞬間でした。

そして台湾へ。

その時はあの台風で関空の打撃があり、キャンセルかも。なギリギリの状況でなんとか台湾インした形でした。

そこで、初めてWHITE WABBITを訪れることが出来て、メールをくれた奴にも会うことができた。

 

台湾公演を含む「FLAKE12周年ツアー」を終えてしばらくした頃に連絡があり、そのWHITE WABBITがオーガナイズに関わっているLUCfestと言う名のサーキット系の音楽見本市が台南で行われると、そこに招待するので、見に来てくれないかと。

 

11/30~12/2までの3日間開催なのですが、11/30はSpecial Favorite Music x DENIMSのライブでのDJが既に決まっており、行けないかと思っていたら、2日間でもいいので来てくれと。で、航空券を速攻確保し行くことになった。

 

そして、時は来ました。高雄空港に降り立つと、TAKAHIRO WADAと書かれた紙を掲げた人間が迎えに来てくれていて、台南まで送ってくれました。結構なVIP待遇で、用意してくれたホテルは人生一番の豪華なとこでした。無駄にベッドにダイブしたり、室内を歩き回ったり、映像を撮ったり、写真を撮ったりして、はしゃいだり。

台南についたタイミングで連絡をもらったのが、 SMASHのセイカンと言う人間でした。この台湾出発の2日前に、一緒に仕事をして、また次な!って別れた直後の再会が台湾でした。偶然すぎる。彼とは彼がSMASHに入る前のマレーシアのバンドの一員として来日してた2012年からの知人でもあるので、不思議な感じでした。

そんな感じで、LUCfestへ。

小さなBARのステージや、映画館でのステージなどを楽しむ。

9月の台湾訪問の時も、うち招聘のYoung DreamsとWOMANと共演してくれたDSPSとの再会。既にざわついてる感じのある韓国のADOYというバンドとCDを輸入とかの話をしてたら、偶然にもこのフェスに出るってことを知って、じゃあ現地で会おうぜ!って直接メンバーからのCD購入。既に大人気バンドでした。

現地に着いてから知ったんですが、私と同様の国際ゲストにPhum Viphuritが。パンフレットも横並び。

Phumはその数日後の来日ツアーの初大阪公演を僕がオーガナイズして招待しているという偶然。そして、ガチで街中で偶然遭遇し、告知動画などを撮影させてもらうなど交友を深めた。

 

全てのライブ後は、とあるゲストハウスにそのフェスの招待者や、出演者が集いアフターパーティが行われた。その後、セイカンと2人で晩飯に行って、そういえば、出会って何年も経ったね~。など懐かし話を。

翌日は街を探索し、レコード屋を探すも、あまりなく、立ち寄った一軒はうちとのリンクは全くない感じのクラシックとかのラインナップのため、品揃えは余り見なかったのですが、店の雰囲気と、店主の圧倒的存在感は存分に感じて来ました。なんやかんやで、このフェスのラストを飾るのは日本からのACID MOTHERS TEMPLE。他の出演者は40分セットですが、彼らは90分のセットで、彼らだけの演奏で大きなホールを借り切っていました。

 

そこでライブを見たのですが、もう圧巻で、最初は着席していたお客さんも、ライブが進むに連れ立ち上がり、前方のスペースで踊り楽しむという、音楽に突き動かされている感じが最高でした。今のACID MOTHERS TEMPLEのドラムは砂十島NANI君ということに気づき、彼が以前やっていたバンド、ズイノシンを見に良く新世界のブリッジというライブハウスに行ってたなーとか、別でやってたボガルタというバンドを、今はなき最高のライブハウス、新深江のZINKでのイベントに誘ったなーとか、色々思い出しました。

 

本日もアフターパーティ。どこかのお寺?を貸し切って、爆音でDJパーティしながら、立食で色々交流すると言うスタイル。日本的には、これどっかから苦情来ないの?って思う感じで音がダダ漏れでしたが、まー色々日本が神経質過ぎるんだろうなーと。100の賛成より1のクレームに対応しないといけない日本社会って変だなーと。

と、色々紹介されたり、いろんな話を聞いたりと、その後は1人でタクシー乗って夜市へ行って深夜にホテルに戻り翌朝大阪へ戻り日常へ。超弾丸でしたが、やはり刺激もあるし、なんかもっともっと世界を見たくなりました。日本でもこう言う世界の関係者招いて、日本のバンドの見本市みたいなのやればいいのにと思う。それこそストリーミングで、国境は無くなってしまったし、マーケットが日本だけっていうのはもう完全に崩れていってると思います。それこそミナミホイールとかで。欧米アジアの関係者招いて日本のバンド見てもらえたら、色々開かれる道があるのにな。