【神鳥孝昭のディグごろディグられごろ】第7回

レコード屋や音楽活動を通じて広島や周りの面白い人を【ディグ(掘る)】って紹介する第7回は福岡の春フェスとしてすっかり定着した感もある、CIRCLEのライブでは無く、僕も出演させて頂いているDJブースのお話です(笑)。

CIRCLE ’19の出演者一覧。今年も豪華です!!

今や全国から多くのお客様が訪れるフェスへと成長したCIRCLEですが、細野晴臣さんやEGO-WRAPPIN’等が毎年出演している超豪華ステージとは別にKAKU-UCHI Annexと言うDJブース or 角打ち(酒呑み)スペースがあるのをご存じでしょうか??元々は2013年にDJブース(Wikipedia参照w)立ち上げの際にカクバリズムのレーベル・オーナー角張君がDJする事となり、一人でDJするのは寂しいから九州の友達、恵谷君(当時はSTEREO RECORDSスタッフとして広島在住)にもDJして欲しい~ってリクエストで恵谷君がDJする事になり、僕も恵谷君に付いて行ったのが全ての始まりでした。

今は新幹線で行っているのですが、その時だけは何故か恵谷君と一緒に車で行ったんだよな~(遠い目)。二人で車内カラオケしながら(笑)。

その時の車中で恵谷君と「細野さんって広島にライブで全然来ないから直接お願いしてみない??」とか言って冗談みたいな事を真剣に言ってた事が後に実現したりと、今考えると若気の至り感とミラクル感が凄いです(笑)。

3人の出会いは思い起こせば約15年前、僕が最後のサラリーマン時代に福岡へ転勤になった時に、当時広島で友達とやってた『夜明け前』ってイベントで、まだEPしかリリースしてなかったYOUR SONG IS GOODを呼んで広島~福岡ツアーをやろう!!って構想を『夜明け前』でぶち上げ、福岡編は恵谷君と友達に協力をお願いしました。恵谷君とは福岡で知り合ったのですが、広島出身で同級生かつ共通の友達が居たりで直ぐに仲良くなったんですね。当時は本当に毎週吐くまで呑んでました、、、(遠い目)。イベントツアーは実際には福岡のみとなったのですが、それがきっかけで角張君とも出逢ったんですね。当時は未だセット・リストをFAXでやりとりしてた気がします(遠い目)。

 

古い写真がなかなか無いのですが、08年のMUSIC CITY TENJINにて。二人とも若いです(笑)

 

それをきかっけに角張君と恵谷君は仲良しになり、恵谷君のバースデーイベントやプライベートでも良くご一緒するようになったんですね(笑)。

僕は暫く角張君とは疎遠だったのですが、レコード屋を始めて数年経った頃にレコードの営業で電話がかかって来たのが久々の再会で凄く嬉しかった記憶があります(遠い目)。

その後、広島出身とは言え、みんなの認識で九州の人だった恵谷君が家庭の事情で広島に戻り、お互いに絶対に無いと思われた当店で一緒に働くというミラクルもあり、それから↑のふりだしに戻ります。

KAKU-UCHI Annexは当初、小さな角打ちスペースにDJブースがあってお客様が数人チラホラって感じだったのですが(笑)、年々盛り上がりを見せ続け、今では立派な第3のステージとなっています(笑)。

立派に第3のステージに成長したKAKU-UCHI Annexの様子。

実際に現場に来てくれた人は解ると思いますが、超豪華アーティストの転換中や同時間の裏で行われているのですが、なんでアーティストのライブを見ずにこっちに居るの~(笑)って感じで重箱の隅をつついてるクラスの隅っこみたいな人達で溢れてて最高な空間となってます(笑)。

ここからは個人的な意見になりますが、CIRCLEの凄い所ってDJブッキングが有名DJだけじゃなくて角張君や恵谷君、おまけで僕辺りを呼んでる所なんですよね(笑)。超豪華なアーティストのライブの脇に、こんな貴重なスペースを用意してくれているのです。主催側の奥行きが凄いです(笑)。

角張君も恵谷君も本当に色んな音楽が好きで常に音楽の話で(音楽の話以外でもw)盛り上がれる最高の友達なんですよね。そんな感じでCIRCLEのDJブース名物となった角張君と恵谷君の掛け合いDJをご覧ください。

数あるDJ動画でも個人的に1番好きなNAT KING COLEのLOVEに乗せた漫談スタイル(笑)
たまーにアーティストの乱入もあったりして。

 

毎年、色んなアーティストの方々がブースを訪れてくれます。

そんなCIRCLEですが今年も最高にオルタナティブな面子で5月18日(土)・19日(日)に開催となってます。
ライブは勿論ですが、この最高なDJブースにも遊びに来てください!

STEREO RECORDS
神鳥孝昭