VINYL日和見日記〜其の4

コロナ前とは程遠いですが、10月は打ち合わせやイベント現場、配信現場など演出進行に関わる仕事の依頼がいくつかあり、6月以来となる東京出張へいってきました。コロナ禍になるまでは約4年ほど東京にワンルームを借りて月の半分ぐらいは東京にいたので、かなりの頻度で往来していて、その頃はかなりの人でごったがえしていた品川駅もかなり人が減っている印象。でも夜の渋谷(渋谷横丁?)は、えげつないぐらいの人。「すごいな〜」と関心しつつも流石にあそこで飲む勇気はないなと個室居酒屋へ。やはりこのご時世、残念ながら感染すると仕事がストップするので、そのあたりはまだまだ慎重にならざるをえないです。

さて、東京に行くタイミングでちょうど開催していて見に行けたのがジョン・レノン生誕80周年となる10月9日からスタートした「DOUBLE FANTASY – John & Yoko東京展」。1966年頃のジョン・レノンとオノ・ヨーコ、二人の出会いからパートナーとして行動を共にしていく経緯、創作活動とその中での苦悩、家族としての絆、ジョンが射殺されてなくなるまで年代にそって展示されています。二人のストーリーをエピソードと共に見ているとジョン・レノンが亡くなる1980年のコーナーではちょっと感傷的になります。

昔「The Rolling Stones Rock and Roll Circus」という映画でオノ・ヨーコのパフォーマンスを見たのですが、見た人なら絶対「やべーなこの人!」ってなってその印象のままの人も多いと思うのですが、展示作品の中のオノ・ヨーコのインタビューやコメントは言霊のように刺さるというかちょっと感動しました。とっても温かくて感動的な気持ちになりますし、来年の1月までやっているので、クリスマス前とかに好きな人と見に行くことをおすすめします!しかしDavid Bowie展や、THE ROLLING STONES展しかり、こういうたぐいの展覧会は東京から出てこないな〜。なんとかならないですかね〜?

出張での楽しみといえば、その土地のレコード屋へいってのレコード掘りです。2019年は東京、札幌、長野市、松本市、岡山市、倉敷市と色々行かせていただいて其の土地のレコード屋でディグらせていただきましたが、今年は出張どころか東京へもなかなか行けずじまいです。そんな中でも近くに行けば必ず立ち寄らせて頂いているお店と、そのお店で最近購入した中からピックアップしてご紹介します。

<BLOW UP>

東京都渋谷区道玄坂1-15-3 プリメーラ道玄坂106B

http://blowup-records.com/

DJ、レコードバイヤー、和モノのバイブル的なレビュー本『和モノA to Z』の監修・執筆を担当するCHINTAMのお店BLOW UPです。洋邦共にDJらしいバイイングといいますが打ってる系のレコード多数。しかも見たこと無いな〜というレア盤が結構あります。店内にはDJブースもあり先日立ち寄った日は珍盤亭娯楽師匠がDJをしていて、それをBGMにレコードをチェック。酒飲みながらだと酔ってレコード購買意欲が掻き立てられて大変です。ランチのカレーもかなりの絵ヂカラで美味そうなのですが、まだ体験してないので次は是非食べたいですね〜。

叶央介 / シャッター・チャンス

で、先日BLOW UPで購入したレコード。「Mr.サマータイム」や有名なコーラス・グループ、サーカスのメンバーだった叶央介のソロ作品のオリジナル。数年前に再発もしました。山達ライクな極上サマーチューン。LOVELAND, ISLAND、高気圧ガール的なコーラスワークで爽やかさ倍増。MASH UPしてもなんの違和感もないんじゃないでしょうかw。ビーチでビール飲みながら、サングラス越しに水着の女の子を眺める1990年初頭、二十歳の自分を思い出します。

<ナカレコード>

大阪市浪速区難波中2-6-1

https://nakareco2.thebase.in/

なんば日本橋にあるナカレコード。いつも利用させていただいておりますし、ナカレコの配信イベントにも参加させて頂いたり何かとお世話になっております。洋邦EPLPと充実した品揃えですが、和モノに関しては知識量もかなり豊富なので頼りになります。最近はbaseの通販にも力をいれられていて、レア盤や面白いレコードがお手頃値段で販売されているのですが、すぐ売り切れちゃうのでマメにチェックすることをおすすめします!

ダンシング・ロボット / (踊り演奏)テディ・団&ワールド・チャンピオンズ

先日伺ったときに購入した1枚。1978年に世界ディスコダンス選手権大会1位という異形を成し遂げ、日本のダンスシーンのレジェンドにして「ソウルの神様」テディ・団によるシングル。神様らしいブリっとFUNKYなミュンヘンDISCO。ロボット・ダンスの写真解説も付いてます。

若き日のテディ・団が踊りまくるコンポのCM!男前!

<タクト>

東京都千代田区神田神保町2-14

http://www.tacto.jp/

東京に家を借りたときにまず行きたいな〜と思っていたのが神保町。古本、最近ではカレーが有名ですが中古レコードのお店も結構あります。何度か神保町巡りをやった中で、コーナーは小さいのですが、最終的にタクトの居心地が自分とマッチする場所だと思いました。中古レコード屋はちょっと高いな〜とか思っても他の場所で見たことない盤があるとテンション上がるとおもうのですが、このタクトもそうですが”針が上がる”瞬間が多いです。ここでジュリーの特大ポスターを買い逃したのが本当に心残り。

P.J. / MELON

で、先日見つけたのがこちらのレコード。プラスチックスの中西俊夫、佐藤チカを中心に活動していたMELONのシングルで、スティールパンの音色がなんともいい感じのNEW WAVE。20代の時、中西俊夫のユニットSKYLABのLIVEをclub KARMAに見に行ったのですが、ゲストで来ていた藤原ヒロシのDJが未だに忘れられずにおります。PLAYした順番は忘れましたが、スタイル・カウンシルのLONG HOT SUMMER、UFOのNemurenai Insomnie、Plastic Ono BandのGive Peace A Chanceをものすごいスムースにつないでいたと記憶しています。Sexy TKOも入ってたかな?その時代だからアナログだと思うんですけど、とにかく感動していまだに忘れられないDJプレイ。DJというカルチャーが好きでこれまでも色んな人達のDJをたくさん聞いてきましたが、この時のような瞬間にまた出会えないかと日々思っております。。。

ついでといては何ですが、MELONの超かっこいいLIVE映像もどうぞ!

今回もVINYL日和見日記〜其の4でご紹介したレコードを使ったDJMIXをMIXCLOUDにて公開しております。というか今回は3枚だけですが。。。今回は和ブギーもの、DISCOを中心に、先日お亡くなりになられた筒美京平先生の歌謡DISCOの代表曲2枚で選曲しております。いやー本当に我々の幼き頃や青春時代に活躍されていた方の訃報が多いですね。

vinyl日和見mix其の4-SET LIST

1:P.J. / MELON

2:Shyに恋して / 加藤有紀

3:I’m In Love / 河合奈保子

4:夏の狙撃手(サマースナイパー) / 五十嵐いづみ

5:Girl in the Box~22時までの君は… / 角松敏生

6:黄昏のBAY CITY / 八神純子

7:A LOVE AFFAIR / 大橋純子

8:LATIN NIGHT / しばたはつみ

9:月の浜辺 / 尾崎亜美

10:オレンジの月 / 彩恵津子

11:最後のサーフホリデー / 杏里

12:Easy Love / 国分友里恵

13:シャッター・チャンス / 叶央介

14:NIGHT TIME LOVERS / 町田義人

15:ダンシング・ロボット / テディ・団&ワールドチャンピオンズ

16:ムーンライト・タクシー / 浅野ゆう子

17:哀愁トゥナイト / 桑名正博