VINYL日和見日記〜其の9

3月に入りまして世の中も色々動き出してきた感がありますね。本業のイベント関連は低空飛行のままですが、私が総合演出を務めるKANSAI COLLECTIONも色々制限付きですが約1年半ぶりに開催できました。複合イベントなので「ファッションウィーク」「コンサートプロモーター」「展示会」それぞれのコロナ対策を講じなければならず、運営的にはかなりの負担があるのですが、やはり入場規制の上限7500名とはいえ有客のアリーナを見るのは感慨深いものがあります。出演いただいた方々のレポート動画がYOUTUBEにたくさん上がっているので是非見ていただきたいですのですが、YOUTUBERのヒカル君のブランドのReZARDのSHOWで使った曲がなかなかいい感じのハマり方をしていて、少し問い合わせもあったのででご紹介したいと思います。SHOWで使っていた曲はロシア出身のプログレッシブハウスやトランス系のDJ&プロデューサー「ARTY」というアーティストの「Sunshine」という曲でして、2019年にArmada MusicというArmin van Buurenのレーベルからリリースされております。ちなみに2018年に来日しているみたいですね。他にも錚々たるレーベルからコンスタントに作品をリリースしていて、まだ年齢も30歳でイケメンなのでもっと人気が出るんじゃないでしょうかね。

SHOWの模様はこちら↓28分からご覧になれます

DANCE MUSICな話題から急にテンションが変わりますが、暖かい日も多くなってきて、桜も咲き始め春本番といったところなので、今回は「春」がテーマの選盤です。去年全滅だった花見。今年はできるかな〜。

Attc vs Koharu / ThePlum(端歌「梅は咲いたか」

難波のナカレコードで見つけた1枚。最初マッシュアップかと思ったのですが、オーセンティック・レゲエ / ロックステディ・バンドattcと、三味線を携えた端唄、新内、民謡の名手・柳家小春によるコラボレート・バンド“attc vs Koharu”なるユニットによる2014年リリースの7インチです。レゲエの裏打ちと江戸端唄が絶妙にマッチしております。ちなみに“attc vs Koharu”は、このリリースを経てアルバム『縁かいな ~Bring Us Together~』を2020年にリリースされております。

小椋佳 / 春なんだなあ

春になると絶対聞きたくなる小椋佳さんのこの曲。昔は「小椋佳なんて」って思っていました(スイマセン!)が、この年になって解る!というか、このリラックスした”たる〜い”感じが、春の陽気を思い出しますね。

視聴は以前ナカレコードで配信したペリスコープから28分ごろから聞けます↓

https://www.pscp.tv/w/1LyxBNRqXppxN?fbclid=IwAR2N_cQqUjSVzk5TlO4pE8IKQIuFpd_PspKHLdb1LhzgdYO-pTMoQcN0h8E

T字路s / 襟裳岬

T字路sによるエモい春の名曲カバー。ただただカッコいい。もう何も言うことはないですね。襟裳岬といえば去年テレビ番組でMY FIRST STORYのヒロが父親森進一の前で襟裳岬を歌っているのを見て、ホロリとしてしまう自分が居りましたw。

春一番

いつもは7インチのご紹介ですが、番外編と言いますか、今回は春にちなんだアルバムもご紹介。「春一番」といえば1970年代からある関西の濃い〜感じの音楽業界人が集まった(あくまでイメージです)春の風物詩的なコンサート。1993年から1997年頃まで関西のコンサートプロモート会社に務めていたのですが、「春一番」はちょうどその頃1995年に16年ぶりの復活したようですね。そういえば関西の音楽業界人がざわつくニュースになっていたような気がします。でこちらは1973年の春一番コンサートのLIVEアルバム。実際のコンサートは5月5・6日なので春というよりはゴールデンウィークですね。1973年の天王寺野外音楽堂ってどんな雰囲気やったんかな〜と思ったら、当時の春一番の映像がありました。70年代の天王寺楽しかったやろうな〜ってちょっと憧れますね。今年は野外フェスが実施出来ますように!