シロート・クロート・グレーゾーン Vol.14

雨よ、ひたすら降り続ける雨よ。江頭です。8月に入ってからずっと雨が降っている印象です。西日本を中心に大きな被害を出したエリアもありつつ雨が続いています。戻り梅雨と呼ばれるような再び梅雨前線がやってきた状況なのか、はたまた早めに始まった秋雨前線なのか。気象庁では停滞前線と呼んでいるみたいです。自称“朝ドラ”フリークの私としては毎朝AM 8:00からのNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」を鑑賞しながら、話の内容になぞらえて、気象予報士っていう職業はすげーなー、なんて思いながら毎朝の天気予報をチェックするわけです。今日も100パー雨かぁつってね。

なんだかんだと世の中の意見を真っ二つにしたオリンピックも終わりました。開催中は競技の結果をTVでみたり、ダイジェストをみたりして楽しんでいましたが、本来は2020年に開催しているわけでして、オリンピック中継番組と新国立競技場と某アイドルグループの解散コンサートとが綿密に計画されてたんやろーなーとか、少し生暖かい視線でTV感染。いや観戦していたかもしれません。さておき、オリンピックが終わったら次にやってくるのがフジロックです。

8月20日、21日、22日の3日間。FUJI ROCK FESTIVAL ’21に参加してきました。2021年の開催がアナウンスされてから、すごい楽しみにしていました。20日からの開催ですが、今回はオールナイトも前夜祭もありません。大阪から参加しますので前日の19日に新潟入り。宿泊地は新潟県長岡市に設定しての4連泊。宿泊の場所選びに特に理由はありませんでしたが、越後湯沢駅と長岡駅を新幹線で3日間往復する、ゆとりのあるオジサン仕様としました。

長岡市は全体的に静かな街だったのでよかったです。ただ夜の街もめちゃくちゃ静かでしたけど。まぁこのコロナ禍においてはどこの街もこんな感じなのでしょうかね。そんな感じの前日入りだったのですが、20日に新潟県が長岡市に「特別警報」を発出。酒類を提供する店に対して営業時間短縮の要請ということでニュースをみて焦りましたが、時短は24日からということでフジロック期間は時短ナシ。感激。

というわけで、いってきましたフジロック。ライブレポ的なことは、あまたあるであろうその筋のレポにお任せしておいて、すこしパーソナルなお話を。今回のフジロック、私自身はホントに楽しみにしていたんですね。延期されたフジロックが2年ぶりに開催とか、コロナ禍において開催とかいろいろありますが、私にとっての楽しみは“初めて”のフジロックだったのです。ほんとに楽しかった。と、同時にコレを知らずによくもまぁ24年間も音楽の仕事をしてたなぁと驚愕したわけです。はい。

私が仕事を始めたのが1997年なので、ちょうどフジロックの始まった年です。第1回目のことはよく覚えていて、いろんな意味で話題沸騰でした。会社で一番下っ端の私は先輩たちが噂する嵐の惨状について聞き耳をたてておりました。2回目は東京で、3回目から新潟県苗場スキー場ですね。このあたりから、何とか参加したい。いちど参加してみたい。と思うこと実に20年以上。やっと実現したわけです。感激。

過去には何回か苗場に行くチャンスに恵まれたこともありましたが、土曜日だけ参加できるかも?とかそんな感じだったと思います。でも翌日の日曜日が10時現場入りとかそんな感じですからね、無理してまで行きませんよね。だいたいが7月末の金曜日、土曜日、日曜日はなにかしら仕事なわけですね。どう考えてもイベント日和な日程ですから。

ということで前職も退職しましてお気楽な“一人”社長になりましたので、時間にも人にも縛られることもなく、やっと参加できた次第です。しかもコロナ禍における超レアなケースに。感激。

あらためてもう一度書きますが、よくもまぁフジロックにも行ったこともなくて今までこういう仕事ができてきたなぁと思うわけです。でもまぁココにコラムを書かせて頂けているご縁のおかげもありまして遅ればせながらも参加させていただき感謝であります。最終日に苗場食堂近辺でスマッシュウェスト南部さんに一瞬お会いできましたが「世界が変わるかな」とおっしゃられたのが印象的でした。もちろん変わると思います。参加している周りのお客さんの意識も相当高いと感じました。感激。

記念品

今現在も、ありとあらゆる野外フェスと呼ばれるもののお手本でありつづけて、若いアーティストが出演を目指すべきフェス、フジロック。しかも、これまた今回はお酒の販売もナシ。オールナイトもナシ。海外からの招聘アーティストもナシ。ということですからね。本来はもっと凄いちゅーこっちゃな…。感激。

なんか中学生の感想文みたいになってますけど、すみません。実はコレ8月23日に大阪に戻ってきて一気にガーって書いてるんですね。今回はこんな感じです。すみません。

ということで、最後に失敗談をひとつ。今回お目当てにしていたライブが何個かあって、1日目のKID FRESINOであったり、2日目のAJICOだったり、3日目のMISIAだったり、その日タイムテーブルとステージごとの移動時間を考えてライブを見る順番なんかを一人で楽しく決めていたんですが、3日目に軽く事故しました。その日の後半戦のお目当てアーティストがFINALBY( )と上原ひろみだったのです。タイムテーブルがモロ被っていたけど、ステージがそれぞれWHITE STAGEとFIELD OF HEAVENとで比較的近いのでFINALBY( )→上原ひろみ→FINALBY( )という、間に上原ひろみを挟んで鑑賞してみたところ脳と耳がバグってしまったのでしょうかね。ピアノとストリングスの音が全然聞こえない感覚になり…これは失敗した鑑賞法ですね。FINALBY( )が強すぎたな。超絶。

[PYLONORG] Y × COSMICLAB

青春時代からのマイヒーローEYƎちゃん。現在の活動体の一つであるFINALBY( )これは凄かった。ライブ終了後の帰り道でOL風の女子2名の参加者が「全然わからなかったけど凄かったよねぇー」ってヒソヒソ話しているのを聞いたので、まず間違いないです。凄いです。ライブ中盤はFIELD OF HEAVENにいったので中座しましたが、ライブ後半、特に最後は事故レベルのストロボで一瞬だけ彼岸に行くことができました。ピカチュウ事件です。ぐるんぐるんブン回す三角コーンにハナタラシ感もあり、その日のベストアクトと勝手に決めました。超感激。

おもわず帰りにアーティストグッズ売り場で買っちゃいましたよね。Tシャツ。何年ぶりかなアーティストグッズ買ったのって?お客として楽しめたということだと思うのです。感激。

今月も読んでいただきありがとうございました。

最後にINTENCEをどうぞ。

INTENCE / Through the Gate

江頭 善史