シロート・クロート・グレーゾーン Vol.23
- 2022.06.05
- OSAKA
ゴールデンウイークの日中に大阪難波の繁華街を歩いておりますと、ずいぶんと沢山の人々で賑わっておりました。コロナ禍の長いトンネルもそろそろ抜けて、やっと通常運転か?なんて思いましたが。夜は全然ダメですね。まだまだ人が戻っていない。寂しいミナミの街であります。江頭です。
とはいえ、コロナ禍前の2019年あたりのインバウンドの人々がつくる繁華街の大行列とか混雑具合に比べると今ぐらいの街の感じがちょうど快適なのかもしれません。お昼時の丸亀製麺もココイチも松屋も吉野家もスーツケースをガラガラと引っ張った中国人でごった返してウンザリでしたからね。
そういえば吉野家の役員の“生娘シャブ漬け”発言は笑ったな。この方はマーケティングの世界では大変有名な方のようで、吉野家でもずいぶんと実績のある方らしいですね。発言を要約すると、都会慣れしていない田舎出身の若い女の子を生娘のうちに牛丼中毒にするんだ。男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、絶対に(牛丼を)食べないから。と発言されて、それを“生娘シャブ漬け”戦略と称したと。
誤解を受けそうですが、はっきり言って正解のようには思いますけどね。学級委員の丸尾君なら「ズバリそうでしょう!」と言うでしょうね。ただマズかったのは、大学内での社会人向け講座内での発言であったこと。学内での発言としては、いささか不適切なのかな?あとは女性の扱い方もマズイ。田舎者の生娘って…。「男に高い飯を奢ってもらえるようになれば…」これも相当キてるな。下品なおっさんの発言やな。
昨今の時流が読めていない失敗というよりかは、サービス精神が大盛になったのでしょうね。気分よく発言をされていたのか、ウケをねらったトークだったのでしょうけどスベっちゃいましたね。問題発言後には、ただちに臨時取締役会が開かれて即解任になっていましたけど、なんかキナ臭いな。
それにしても軽々しくもシャブと牛丼を一括りにして関連づけたもんやな。牛丼と一緒にして語るほど覚醒剤は軽々しいもんではないと思うけどね。いい大人がシャブだのなんだの品性下劣です。とあるアーティストがまた逮捕されていましたけどね。とにかく下品な事はやめた方が良い。
それはそうと、音楽ライブやクラブの営業なんかは徐々に通常運転に戻ってきているみたいで、今月はお誘いを受けたのもありまして、いろいろとライブやクラブイベントに行きました。

大阪なんばHatchで5月11日(水)にありましたA Hundred Birds Orchestraの公演はエモーショナルで最高でした。お客さんや関係者の中にも久々にお会いする方々が会場に沢山いらっしゃいました。この2年間ぐらいの疫病騒動で大打撃を受けた人々のことを思いつつ、私ももうひと踏ん張り気合をいれないとなぁーなんて思ったわけでございます。久々にお会いする方の中には「だいぶ太りましたね?」なんて声をかけてくる人もいたりで、そろそろ体を絞っていくか…なんてダイエットを誓ったりしたのであります。
A Hundred Birds Orchestraはダンスミュージック・オーケストラですから、当然のことながら、当たり前のことながらAin’t No Mountain High Enough(エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ)を生演奏していましたが、このあたりは少し目頭が熱くなる感じの「エッモ~」な感じでしたねぇ。オリジナルはマーヴィン・ゲイとタミー・テレルのリリース曲ですが、数々のアーティストにカバーされていますこの曲。有名どころだと、スプリームスとしてもソロのダイアナ・ロスとしてもカバーでリリースとかあります。ただ、この曲はジョセリン・ブラウンが歌う曲が最高です。いわゆるガラージ・ハウスの激烈なクラシック曲。
映画とかにもよく使われる曲なので、たぶん耳なじみのある曲だと思いますが、なんせジョセリン・ブラウンのコブシの効いたド迫力ボイスが魅力なのです。彼女の国内ツアーに2回ほど関われた事は子供達にも伝承していくであろう、殿堂入りした私の貴重な体験談です。ハートフルでおちゃめな黒人の巨体のおば様アーティストで、ハグされると埋もれるぐらい巨体であります。NUYORICAN SOULとのコレも何回聴いたかわからんぐらい聴いたな!いつ聴いてもめっちゃカッコエエわー
5月12日(木)にはCIRCUS OSAKAで行われていたKitsuné Club Nightにもお邪魔した。ファッションブランドのMAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)のクラブツアーですかね。あいにくお店に行った時間が結構遅い時間だったので、その一日の全体を通したパーティーの感じはわかりかねるのですが、あらためて思いましたが、DJの内容がどうのこうの以前にCIRCUSの箱としての雰囲気が良いのです。音を聴き楽しむという事に集中できるような雰囲気ですかね。もう大阪にはこの手の箱(クラブ)は少なくなっているのとちゃいますかね?いわゆる音箱といいますか?貴重な箱だと思いました。スマホでワイアレスイヤホンで音楽聴いてても伝わらない音があるんですよなー。ちょっとクラブ通いしようかなー。
あとこれから書くのは失敗談。5月17日(火)には大阪BIGCATにてTHUNDER CATの来日公演がありました。そもそもは20年の来日公演が疫病の影響で翌年に延期され、そこからさらに再延期で22年5月に晴れて開催ということだったのですが、コレ見逃してしまいました…。日程を捉え違いしていたようで、とある日の友人の電話「江頭さん!昨日のサンダーキャットのライブめっちゃよかったですわぁ」で、「エッ…」ってなりましてですね…時すでに遅しでした。参加する気満々でしたが、失念してしまったようです。残念無念。
歳を重ねるにつれて、脳のメモリー領域の劣化を感じます。シニア世代と呼ばれるにはまだまだ早いのですが、思い違いや勘違いによる記憶違いに段取りを狂わされることが多くなってきたと感じる昨今でございます。実に由々しき問題であります。そろそろデフラグしよう。
THUNDERCAT(サンダーキャット)のライブ見たかった…以下は小話なのですがレゲエの発祥の国ジャマイカではイギリスの植民地であったことから英語が公用語ですけど、ここの人々の英語は相当な訛があり、クセ強の独自の発音と独自の文法が存在し、それを「パトワ」と呼称します。標準英語とはいろいろな違いはあるのですが、カミナリ(雷)を意味するTHUNDERはカタカナ表記ではサンダーと書きますけど、これがパトワの発音になると「トンダー」となります。“サ”ではなく“ト”ンダーとなるんですね。なのでジャマイカ人はTHUNDERCAT(トンダーキャット)と言うはずです。たぶん。
そして日本人で活躍するレゲエアーティストにTHUNDER(トンダー)というレゲエアーティストが存在します。サンダーではなくトンダーなんですよね。なんかいいですよね。曲もだいぶカッコいいので是非どうぞ。尼崎のアーティストです。
今月も読んでいただきありがとうございました。
江頭 善史