シロート・クロート・グレーゾーン Vol.27

9月中盤から終盤にかけて、続けざまに南方の洋上で発生した台風が列島にいろいろと影響を及ぼしつつ、台風一過で爽やかな朝を数回迎えましたが、そのたびに気温が下がり、気が付けばすっかり長袖のシーズンに突入していました。と言うものの未だに半袖で過ごしております江頭です。なんならまだショートパンツを穿いてます。

朝がひんやりしていて、非常に気持ちのよい季節です。個人的には夏は苦手です。とにかく移動するたびに汗をかくのが嫌だ。秋は最高に良い季節。ここから2カ月ほどが最高に良い季節だと思うのです。

そんな秋口の9月27日、安倍元首相の国葬が日本武道館で行われた。銃撃され亡くなった7月8日は夏の暑い日で、その80日後に国葬でしたが、実際に国葬が執り行われるまでには、まぁ随分と反対とか賛成とかそんな話題が続いておりました。経費が16億円かかるとかなんとか、言うてましたけど、国家予算から考えるに、そんなもん端金でしょ。よっぽど“けしからん”のであれば、なんなら武道館を入れ替え4部制とかにして、1部は政府関係者や諸外国の方々のみ(無料)。後半の3回分は入場料とったら元とれたんとちゃいますかね。10万円のチケットを16,000枚売ればよいので、後半の3回で平均5,500人ぐらい動員があれば大丈夫。チケットの売れ行きが悪かったら、大企業にまとめて購入するように圧力ぐらいかけられるでしょ。オリンピック賄賂がメクれないかビクビクしている企業なら何枚でもまとめて購入すると思いますけどね。

と、まぁ不謹慎な事を書きましたが、冗談でございます。ちなみに私は元総理を支持、不支持関係なく、国葬が無事に執り行われてよかったねぇ。と考えております。準備もそうとう大変だったでしょうしね。9月8日には英国のエリザベス2世も亡くなり、9月19日に国葬でした。この機会に国葬の事をいろいろと調べて知識が増えたのですが、国葬って王族や政治家に限ったことではなく、国のために文化的に貢献した人物も国葬として扱われるんですね。

例えばカリブ海にある国ジャマイカにおいては、言わずと知れた世界的なレゲエのアーティストであるボブ・マーリーは国葬されてますし、ブラジルでは、同国出身の伝説的なF1ドライバーであるアイルトン・セナも国葬です。まぁ国葬に関して少し穿った見方をするに、結局のところナショナリズムを発揚するためのカラクリというのも一つの考え方で、国葬反対の人達はこういうところを問題視してるのでしょうかね。

大阪湾の夕焼けはいつでも素晴らしい!

ということで、秋口9月末の週末に、大阪泉南にあるSENNAN LONG PARKで行われたGREENROOM BEACHに行った。行ったと言ってもドリンクブースのお手伝いに行ったということで、全面的に遊びに行ったわけではありませんが。横浜赤レンガ倉庫で行われているGREENROOM FESTIVALが大阪に初上陸したような感じだと思うのですが、噂通りのイイ感じのビーチ感でした。根本はサーフカルチャーを出発点としているフェスのようですから、まさにビーチカルチャーというのでしょうか。そんな感じです。ライブもNulbarich, Vaundy, SIRUP, iri, Awichなどなどなど、よい感じのバランスで一日通して音楽が心地よかったのですが、その中でもやはりAwichさんはゴリっとしてたな。飛ぶ鳥を落とす勢い的でHIP HOPしてました。他とは毛色が少しちがった。とにかくカッコよかったのです。

AWICH / GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR

AWICH / 洗脳 feat. DOGMA & 鎮座DOPENESS

AWICH / Poison feat. NENE

AWICH / Love Me Up

AWICHはYENTOWNのメンバーでもありますね。たぶん初めてライブみたのはどこのクラブか忘れましたがYENTOWNクルーでのライブの時だったと思う。そんなYENTOWNのMonyHorseからの新しい曲を最後に。クセがヤバイです。中毒性あります。

MonyHorse / SUSUME feat. NENE & JP THE WAVY

今月も読んでいただきありがとうございました。

江頭 善史