VOICE OF EDITOR Vol.19
- 2025.07.06
- OSAKA
フジロック2025
米の流通が謎に満ちている。今まで考えたことがなかったし、農水省がわかっていないというのだから近いうちに「NHKスペシャル」でドキュメントしてくれそうな話題ではある。かつては米の価格は「米価審議会」で国が決めていた。1995年にそれが廃止され、民間流通になったのはいいが野菜や果物、水産業の価格が決まる中央卸売市場的なシステムが米の流通にはない、というか、あることはあるがまだ小さくて進行が遅れているというのが実情らしい。その辺り今まで米の流通に絡んでいたJAや米卸売業者、集荷業者の利権が複雑にからむ裏事情があるように思えてならない。今回の米騒動ではJAより多くの米を動かしている卸売業者が大きな利益を得たという噂もあり米流通における闇は深い。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250425/k10014788811000.html

政治は参院選挙へと季節が移り、米の価格から当選議員の数へと頭の中がすり替わっているようだ。私たちは当面5キロ4,000円超の米を買わなければならない。
さて、今年のフジロックへはどういう経路で旅をしようかと考えていた。米処が控える新潟県への旅だ。ちょうど朝日新聞の読書ページ「旅する文学」は新潟編で「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という川端康成の「雪国」の書き出しから文章が始まっていた。その舞台は湯沢温泉、フジロックに来られている方ならもうお馴染みの温泉街だ。そしてそのトンネルは上越線の「清水トンネル」であり音楽好きな方にとっては桃源郷と言えるフジロック・フェスティバルへの入り口になる。
昨年は会津若松駅まで北上して只見線で小出駅まで向かい、上越線に乗り換え越後湯沢に向かう上り線に乗ったので残念ながら清水トンネルはその先にあり抜けることはなかった。
また現在清水トンネルは上り専用になったため、越後湯沢方面に向かう下り線は1967年に新設された新清水トンネルを抜けることになる。
今年は大阪駅から心に響く名前の特急サンダーバードで敦賀まで、今京都の地下を通る件で問題になっている北陸新幹線に乗り換えて糸魚川まで行き、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインに乗り換えて直江津まで移動。ほくほく線に乗り換えで越後湯沢へ向かうのはどうかなとプランを練っている。
https://www.echigo-tokimeki.co.jp/
『えちごトキめき鉄道』は糸魚川から直江津までの日本海に沿って運行されている路線で、いろんなイベントが企画されている。時間によっては日本海に沈む夕日を見ることも可能だ。『えちごトキめきリゾート雪月花』というとう特別列車では地元の割烹料理屋さんとのコラボで車内での特別な食事を用意して乗客を募る。また直江津駅ではビヤガーデンを設営する企画もあるようだ。僕がフジロックに向かう頃の企画はまだ発表されていないが楽しみである。ローカル線を維持していくにはどうしてもこのような企画が命を繋ぐ。
『ほくほく線』も命綱の企画が目白押しだ。『ゆめぞら』は毎週日曜日に運行され、全部で5カ所あるトンネルに入ると天井が巨大スクリーンに変わる日本初のシアター・トレインだ。コンピュータ・グラフィックで作られた『花火』『天空』『海中』『星座』『宇宙』をテーマに5つの映像が天井のスクリーンに映し出される。残念ながら日曜に限定されているので『ゆめぞら』には乗れないが、フジロックから日曜に帰る方は一度乗ってみられることをお勧めする。
https://www.hokuhoku.co.jp/pdf/syugaku_mystery.pdf
4月30日〜11月30日の期間は『ほくほく線がつなぐ上杉家のなぜなぜ??』という「六日町」と「まつだい」区間でのエリア企画がある。歴史上の有名な武士『上杉家』にまつわる光と影にせまったり、縄文の伝統文化と上杉家の関係を紐解いたりという企画が楽しめる。
その他ビューポイントのチェックはこちらからどうぞ。
https://www.hokuhoku.co.jp/gallery.html
全行程乗り換え時間も含めて8時間掛かるが、いろんな景色が楽しめそうでしょ?日程や時間の制約があり100%楽しむことはできないが今年はこの経路で攻めてみたいと思う。
次回は旅の途中で見た景色の写真とともにレポートしたいと思います。
ではでは〜