タイの安いビール飲みまくって、安くて美味しいタイフード食べまくって 帰国翌日胃腸炎になりました。
- 2018.07.06
- OSAKA
- CAT RADIO, DENIMS, PHUM VIPHURIT, タイ
先日タイへ行ってきました。2度目の。
とある縁がありまして、タイからのDENIMSという大阪のバンドへのオファーがあり、お手伝いという形です。DENIMSはアナログを私のやってるレコードショップFLAKEのレーベルからリリースしてますが、うち所属でもないし、彼らも自主でやっていてマネージメントも自分たちでやっているDIYバンドです。結成から5年を経て、2017年末にようやく1stアルバムをリリース。着実に一歩一歩人気と評価を集めてきたバンドです。
そんなDENIMSとのタイの縁。
実は2年半前、今回とは全く関係のないとあるタイのフェスティバルをやっている人間と知り合いまして、俺たちのやるフェスに日本のバンドを連れてきて欲しいとのオファーがあって、その時に連れて行ったのがDENIMSでした。同時期に別のラインでSAWAGIもタイのフェスに誘われており、じゃあと共同でタイで友人にお願いしいてイベントを組んだりしていました。
そのSAWAGIのラインであった、新代田のライブハウスFEVERが開拓しているタイとの関係性の重要人物がいて、その彼がこの2年半前のDENIMSのライブを目撃してくれており、今回の話へと発展しました。
余談ですが、この時にも共演したSAWAGIとDENIMSが参加する南アフリカのバンドSHORTSTRAWの来日ツアーも7月5日から始まるのでチェックしてください。
話は逸れましたが、今回の話に戻りますと、そんな縁からのオファーがあって、僕が主導で動いて実現したということで、付いて行ってきました。2度目のタイ。少し勝手がわかった気もしてて、リラックスして楽しみました。
で、そのDENIMSが呼ばれたのが大きなフェスティバルで、CAT RADIOというタイの人気ラジオ局が仕掛けるイベントで、年数回いろんな形でフェスを開催しているうちの一つで、今回はCAT T-SHIRTSというイベントで、駅のコンコースを借り切り、若手デザイナーや出演バンドのTシャツブースを軸に、その横の広大なスペースにステージを組んでライブをやるというアートと関連したユニークなスタイルで、そのライブスペースはレッドマーキーの3倍くらいと言う広さ。
2days開催で動員は3万人。
そんなこんなで、出演は2日目だったんですが、出店ブースがあるために初日からDENIMSと会場入り。DENIMSの出店ブースにFLAKEブースも間借りして出店。
今回前もってDENIMSの出演もアナウンスされたと言え、今回このフェス用にタイで制作したTシャツがライブ出演前日のうちに完売すると言う事態。
この辺り、いよいよストリーミングやyoutubeなどで、世界の壁がなくなったと、経験として痛感した出来事でした。
翌日の本編ライブでも、DENIMSを見ていた人は、ざっと5000人くらいはいたんじゃないでしょうか?いいライブをして、しっかりと反応を得ていました。袖で見てた僕はなんだか感動していました。普段クソみたいなダメ人間の集まりとも言える(過剰)DENIMSが音楽で国をまたいでいるなんてね。しかも日本語で歌っている。ほんといろんなことを経験して、もっと頭を柔らかくしていかないとダメだなと個人的にも思いました。もちろんその後ブースに戻ってもサイン責めだし。なんか無名バンドにあまり興味を示さない(イメージ)日本のオーディエンスとの差も感じたし。色々と学ぶことがある旅でした。そしてますますアジアを含め世界に興味が出ました。
DENIMSの後に出ていた日本でも人気を集めつつあるタイのヤングスターPHUM VIPHURITくんのライブも素晴らしかったし、交流もできました。他にも出演してた色んなタイのアーティストのライブ見ましたが、みんな音楽的に洗練されてて、演奏もうまくて。日本にあるロックフェスとして存在しているバンドとの音楽性の違いも痛感。
と言う感じで、いい経験でした。と締めくくりつつ。
実際は俺は本来マネージャーでもないし、実現までのパイプではありましたが、遊びに行ったようなもんで、タイの安いビール飲みまくって、安くて美味しいタイフード食べまくって
帰国翌日胃腸炎になりました。
またすぐタイに行きタイ。