VINYL日和見日記〜其の12

コラムVINYL日和見日記ですが、今月の7月で12回目、1年続きました。この1年、繰り返し発令される緊急事態宣言によりホントに疲弊している我々イベント業界。普段どおりの活動が出来ないので、ネタにも苦戦することもありましたが、仕事で構成表や進行台本を書く機会が減っているので、毎月2000文字程度の原稿を仕上げるというのもいいトレーニングになっていたりします。まあ、仕事はまだボチボチな感じですが、現時点ではオリンピックも実施されそうですし、秋ごろからイベント業界も活気づいてくれれば良いのですがね〜。

さて、私がDJを努めておりますYES FMの番組「サケのアテのラジオ」。今月のテーマが「Reggae・SKA」ということで、和レゲエ、2トーン、DUBなど、新旧日本人アーティストの曲を7インチサイズでご紹介させていただいております。

僕の初めてのReggae・SKA裏拍体験。どんな曲だったかな〜と思い返していたのですが、おそらく、Culture Clubの「君は完璧さ・Do You Really Want To Hurt Me」か、

THE MODSの「TWO PUNKS」だったのでは?と思います。

メロディー重視のレゲエアプローチな曲に反応してしまうあたりは、歌ものが好きな「ザ・ベストテン」育ちならではといったところでしょうかw。ちなみに会社の名前は「Rocksteady株式会社」と名付けております。そろそろ小箱のReggae BARでロックステディでも聞きながら冷たいマイヤーズコークをぐいっとイキたいところですね。

Culture Club「君は完璧さ・Do You Really Want To Hurt Me」

THE MODS「TWO PUNKS」

<Daddy’s shoes / A.R.B>

1981年リリース、3枚目のアルバム「BOYS&GIRLS」からのシングルカット曲。暑苦しい(いい意味で)曲が多いARBですが、こちらは“超軽快”な、踊れるSKAナンバーです。中学生時分は、SKAを知らなかったので変わった曲だな〜って思いながら聞いてみました。ARBで聞いていたのは、ギターの田中一郎氏が在籍していた第1期までですが、この頃のARBは田中一郎氏のカッティング、ギターリフのかっこよさに尽きると思います。第一期ARBの中でお気に入りの曲「ウィスキー&ウォッカ」「Give Me A Chance」は超骨太カッティングとバッキング炸裂のファンカラティーナ。改めて聴きいて「カッケー!」って思います。



<25セントの満月 / ゆうゆ(岩井由紀子)>

1980年代を代表するアイドル「おニャン子クラブ」会員番号19番、ゆうゆaka岩井由紀子1987年リリースのシングル。椎名林檎の「真夜中は純潔」の14年前にリリースされた歌謡SKAだったことを思うと、アイドル歌謡のアレンジとしてはかなり大胆な試み。作曲は鶴久政治exチェッカーズです。鶴久さんは「夜明けのブレス」のようにスケールの大きい王道バラードや、当時のCLUB JAZZ的なアプローチ「ミセスマーメイド」、和レゲエ「Room」などチェッカーズ後期の代表曲を沢山手がけられていますが、振り幅も広いですしメインストリームのJPOPから目線を少し外して、いわゆる90年前後の“渋谷”みたいたところを意識されていた気がきがします。僕の中では「ネオアコ&ギターポップ」の人です。

<Rock Steady Girl / 小島麻由美>

2003年リリース、ステ曲なしの名アルバム「愛のポルターガイスト」から先行シングルカットされたオーセンティックなSKA。Barでかけると「あ、小島麻由美!懐かしいな〜」って言われたりするので「おしゃべり!おしゃべり!」「セシルカットブルース」と並ぶ代表曲といったところしょうか。95年のデビュー当時から昭和歌謡的な美メロを、ブルース、ジャズ、スウィング、ラテン的なアプローチで洒落っ気たっぷりにアレンジ。小島麻由美以降でけっこう似た感じのアーティストが沢山出てきましたが、かなり影響与えているんじゃないでしょうかね。CMでも結構使われていて業界でもかなりプッシュされていたのに、もっと売れていても良いのになと個人的に思ったりします。

<BRIMFUL OF ASHA / ユッコと井の頭レンジャーズ>

このコラムに度々登場する「井の頭レンジャーズ」ですが、こちらは静岡のレコードショップ「コーナーショップ」が制作した、CORNERSHOPの“BRIMFUL OF ASHA”のカバーです。“BRIMFUL OF ASHA”といえば90年代後半BIG BEATS全盛期にCornershopのオリジナルバーションをNorman CookがRemix。パーティーアンセムとして、フロアを席巻していました。ロック系DJはもちろん、4つ打ちに混ぜる飛び道具としても重宝される一曲!もちろんこの”ユッコと井の頭レンジャーズ”バージョンもルーディーでいい感じ!踊れるな〜。

<Johannesburg / 八神純子>

1985年リリースのアルバムCOMMUNICATIONからのシングルカットされた”チーター”のB面に収録。浮遊感のあるエレクトリックDUB Reggaeです。トラックの心地よさとは裏腹に歌詞は重めのテーマで、1980年当時、世界的に問題になっていた、南アフリカの人種隔離政策(アパルトヘイト)を批判したプロテスト・ソングです。こういった動きは世界的にあったと思いますが、一番有名なところでは「Artists Against Apartheid」プロジェクトによるアルバム「SUN CITY」ですね。しかし八神純子さんのこのアルバムもエレクトロ・ファンクの傑作アルバムとして再評価されているのは良いですが、CITY POPムーブメントと相まってかなり高騰しています。ちなみにこちらのシングルは¥6,000あたりの値付け。ホント高すぎですね。。。

今回のコラムでは、こちらの5枚をセレクトしましたがラジオではプラス4曲をご紹介しております。MIX CLOUDにDJ MIXもアップしていますのでそちらもぜひお聞きください。

Yes FM「サケのアテのラジオ」
毎週水曜日22:00〜 / 毎週日曜日20:00〜
番組HPはこちら↓

https://www.yesfm.jp/prgcat/sakeate

番組はFM++のアプリをダウンロードすればいつでも聞くことが出来ます。

https://fmplapla.com/yesfm

MIXCLOUD↓