シロート・クロート・グレーゾーン Vol.20

1月も2月もアッという間に過ぎ去りますね。3月ももちろんアッという間でしょう。江頭です。とにかく昔から1月、2月、3月があまり好きな季節ではない。寒い。梅は咲いたか桜はまだかいな?

みなさんは北京で開催された冬季オリンピックはご覧になられましたか?個人的にはやはりカーリングが楽しくてついつい見てしまいました。ロシアならぬROC(ロシアオリンピック委員会)のカミラ・ワリエワのドーピング問題に荒れに荒れていたフィギュアスケート女子なんかよりは、断然カーリング女子でしたね。ちなみに現状ではロシアは国としての参加が認められていないのでROCの選手が金メダルだった場合はロシア人の作曲家であるチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」が場内に響き渡ります。なんそれ。

ロシアの選手たちのドーピング問題というのは相当根深い感じなのでしょうか。健康のために服用するビタミン剤なんかのサプリメントとは全然ちがうのでしょうね。目的に対してパキッと効く薬なのでしょう。疲労からの回復力が早いとか、息切れしないとか。最近ではドーピング検査で反応が出ないようにするためのドーピングの痕跡を消す薬なんかもあったりしてイタチごっこなのだとか。

いっそのこと、別途ドーピング解禁スポーツ大会とかを開催すればいいんじゃないですか?思い返せば1988年のソウルオリンピック!ベン・ジョンソン!衝撃のドーピング違反で陸上100メートル金メダル剥奪。イヤー速かったなぁベン・ジョンソン。めちゃくちゃ速かった。決勝でカール・ルイスが走りながら先ゆくベンを二度見してましたもんね。この時は筋肉増強剤を使用してのドーピング違反でした。アナボリックステロイドってやつですね。ダメっすかドーピング全面解禁大会。ダメ絶対ですか?

ところで、このオリンピック期間中に懐かしさでチョチョぎれる映画がTV放送されていました。そうですオリンピックに完全に便乗するかたちで放送された『COOL RUNNINGS(邦題:クール・ランニング)』です。この映画は日本では1994年に公開された、ボブスレーを題材にしたアメリカで製作されたコメディー映画です。簡単にあらすじを書きますと、実話を基にした映画で、赤道近辺の雪の降らない国ジャマイカの若者がカナダのカルガリーで1988年に行われた冬季オリンピックに出場し奮闘するストーリー。実際、今回の冬季北京オリンピックの4人乗りボブスレー競技には、実に24年ぶりにジャマイカチームが参加していました。

アメリカ映画にありがちな大雑把な粗めの笑いが随所にちりばめられた王道のコメディー映画なのですが、全編にわたりレゲエミュージックが流れる陽気な映画でテンポもよく、何回も見ていますが特に捻りもない単純なラストシーンに感動するという個人的には大好きな映画です。公開された時は確か映画館に見に行ったな。19歳ぐらいかな?折しも日本ではレゲエブームの真っただ中で、夏になるとレゲエジャパンスプラッシュとか大型の野外コンサートが開催されていて、ジャマイカン・アーティストも大挙来日していた。世界的にもレゲエのヒット曲が沢山あった時期なのではないかな? ちなみに自宅で「クールランニングなっつかしぃのぅオイ!」言うてTV放送を家族で見てましたら、後日、奥さんが何かを思い出したのでしょうか、実家に保存していた“奥さんカセットテープ・コレクション”からサントラを探し出してきてプレゼントされました…。凄いなコレ。

映画『COOL RUNNINGS』の主題歌。ジミー・クリフが歌う「I Can See Clearly Now」いつ聴いてもいい曲だ。クラブでもかかってたなー。ちなみにカバー曲です。オリジナルはジョニー・ナッシュ。断然ジミー・クリフのレゲエカバーの方が好きです個人的には。

JIMMY CLIFF / I Can See Clearly Now

この映画の公開の頃は夜遊びを覚えた時ぐらいで、飽きもせずに夜な夜な遊びまわっておりましたが、同時期にはこの曲もどこの店でもかかってた。ワイノバデェエー言うて。知ってますか?アパッチ・インディアン。大阪にも京都にもBar,isn’t it?という店舗がありましたが覚えてますかね?知りませんか?とりあえず盛りあがればオッケーみたいな、細かい音楽の事なんかどうでもよさそうなお客さんが大盛あがりしていた曲です。

APACHE INDIAN / Boom Shack-A-Lack

こんなのもありましたね。カナダの白人スノー。ちなみに先にあげたアパッチ・インディアンはインド系イギリス人。どちらも変化球ですね。

SNOW / Informer

エイス・オブ・ベイスは謎でした。スウェーデンのポップグループで、なんでか知りませんが裏打ったレゲエライクな曲を連発して世界的にヒットしていた。でも特にレゲエのグループというわけではない。これもクラブでDJが得意気にプレイしてたな。

ACE OF BASE / All That She Wants

ACE OF BASE / The Sign

インナー・サークル。これはゴリゴリですね。老舗レゲエ・バンドです。このあたりの曲もこの時期に世界的にヒットしたレゲエチューンですかね。懐かしいなオイ!この時代のインナー・サークルのヴォーカルはカールトン・コフィでポップ度数は高め。アラララロン、アラララロン言うたり、ナナーナーナナーナーナナー言うて皆歌っとったわぁ…

INNER CIRCLE / Sweat (A La La Long)

INNER CIRCLE / Games People Play

うーん。だれか共有できませんかね?この感じ。世代的には40代後半かな?胸が苦しくて切ないわ!

今月も読んでいただきありがとうございました。

(追記)

そんなこんなで、この原稿を書き終わった直後にロシアが戦争開始!あーあ…こうなると思ってたよ。プーチンやる気満々やったもんね。

ではまた。

江頭 善史